プレゼン(ピッチ)はロックだ

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プレゼン(ピッチ)はライブ。パワーをがつーんとぶつけて、聴衆をとりこにするってことだ。総立ちにさせるってことだ。

ロックにもピストルズやストーンズやトーキングヘッズがいるように、色んなパワーの出し方があっていい。だけど観客を総立ちにして、とりこにするってことは、どんなスタイルでもおんなじだ。

そう思って本番に臨めているか?みんなはミュージシャンなんだ。

■ピッチに大切なのは
で、俺は音楽でもビジネスでもライブ(ピッチ)大好きなんだが、普段、こんなことを考えながらやってる。

1.スピード感
聴衆を飽きさせないためには、ビートに乗ることが結構大事。スライドをぱっぱっと変えていけるといい。俺は5分で50枚くらいのスライドを使うことが多いが、そこまで行かなくても、ビート感はすごく大事。聴衆の緊張感をキープするためにね。

もちろん、その中でメリハリを作るんだけど、ベースは、8ビートで刻む感じだ。BOφWYの松井恒松みたくさ。

ピッチにスピード感が大事、てどう?あんまり言われないけどね。本能的にはみんな分かるよね。スタジオ版のプレゼンは、しっかりと理解してもらうものだからゆっくりめ、ライブのピッチは、あおってノらせていくものだから、スピードって感じね。

2.あるある感
スピードを重視すると、難しいこと言って聴衆が話の筋が理解できなくなったらそこでおしまい。もう彼らはどこかに行ってしまい、帰ってこないんだ。

そうさせないためには、ストーリーをちょうカンタンに、シンプルに、具体的なものにして、「あるあるある」「そうそうそう」と頷かせ続ける必要がある。ライブで観客がヘッドバンキングや拳を上げ続ける感じでね。

カンタンって、どのくらいかといえば、中学生や高校生でも分かる感じ。正しいか正しくないか、ではない、分かるか分からないか。これがポイント。とにかく分かりやすく、うんうん、と頷かせ続ける。そうしているうちに、段々、聴衆はプレゼンターに感情を移入し始める。

3.ワクワク感
そして一番大事なのは、アーティストとして、聴衆全員をワクワクさせること。うぉー、これだと確かに世界変えるわ!という感じが欲しい。ちょっとほらふきっぽくてよい。ちょっとうさんくさくてもよい。というかむしろそっちが重要。何だか、世界を変えちゃいそう!と思わせること。

ロックミュージシャンが、まっとうな感じなのってイヤだよね。やっぱ怪しくないと。で、怪しいだけじゃない、何かこのヒトについてきたい!もうどうにでもして!みたいな、そんな感じを持たせたい。

聴衆の心のドアをノックして、ワクワクさせる。どうやってやるの?は結構難しいわけだが、ミュージシャンがどうやって観客をワクワクさせるか。それと同じ。研究せな。

■フレームワーク
じゃあいいフレームあるの?てぇと、色んなスタイルあると思うけど、スピード感もって、あるある感を出し続け、ワクワクさせるには、こんな感じがひとつあるかな。

①issue : 今みんなが、世界が抱えてる問題ってこうだよね
②shift : 今、みんなの周りで、こんな感じの変化が起きつつあるよね
③solution :shiftを捉え、issueをこんな形で解決するんだ。すげーだろ。
④future : そうすっと世界はこう変わって行くんだ。そらすげー。
⑤help! : このピッチでみんなに助けて欲しいのはこんなことだ!よろしく!

結構いいだろ?ていうか、ステキなピッチはみんなこんな感じがベースにあるよね

■一番大事なのは。
最後さ、ピッチで一番大切なのは、情熱と自信。思考停止になりそうな言葉だけど、とってもシンプル。

情熱」は、一番好きですかってこと。
世界で一番、そのピッチする対象のことが好きであれば、人は動かせる。例えば、QUEENのフレディマーキュリーは、世界で一番、Bohemian Rhapsodyが好きなはずだ。心から愛すれば、情熱は出てくる。当たり前のことだ

逆に、好きでないものをピッチして、ヒトの心をノックすることなんかできないよね。ピッチは、人生観のやり取り、みたいなもんだから、世界で一番好きなものを、「好きなんだ!」と提示すると。

自信」は、徹底的に準備できてるかどうかってこと。
準備、つまりリハーサルをマジで繰り返せば、自信は必ずついてくる。それも「何となく」するのではなく、マジで練習する。昔、Charがリハーサルするところに立ち会わせてもらったことがあるが、本番さながらに大マジだったわ。

ちなみに俺の経験では、5分もので300回練習したことがある。孫さんに最初にプレゼンした時のことな。300回やったら、異次元の世界に行けるから、やってみ?

そんでね。ロックのライブはやっぱり、「観客にダイブ」これだろ!
ステージで守られた中でへらへらしながらやるもんじゃないよね、ロックは。観客にダイブしてく感じで突っ込んでいくってこった。したら、聴衆は動くさ。

だから、前のめりにダイブしようぜ!

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