最近、プレゼンとかモデレーターの技法について、いろんな人とディスカッションするこ
僕だけでなく、プレゼンとかモデレーターに長けている人の特徴なのかもしれない。
僕はプレゼンとかパネルディスカッションって、ライブだと思ってる。プレゼンはソロラ
(1)「今、ここ」のハコで話をする
今月初めのあすか会議や土曜日のdots.でのイベントで、モデレーターやって感じた
これはこれで、当たり前なんだが、ハコの大きさが大きかろうが小さかろうが、なんらエ
目の前のオーディエンスは、きっと、その人とシンクロしないんだよな。
あくまで自分は、「今、ここ」のこのハコで話をしている、という意識がないと、やはり
東京ドームと、Live innやLa Mamaの空間は違うよね。ってLIVE INNって古すぎだけどさ。
これがまず第一歩かな。
(2)イントロは大事
で、特に、イントロ大事だよね。例えばストーンズのライブで、BGMが落ちて、ジャー
ストーンズで、どうよ、「それでは、ストーンズのコンサートを開始いたします。メンバ
だから、直近2つのイベントでは、司会の方に頼んで、パネルの「入り」から僕が仕切ら
あすか会議では、拍手の練習から入った。あれは、もうすでにあそこからインタラクション始
もちろん、ライブ的な盛り上がりでない、クラシックコンサート的なパネルディスカッシ
(3)ライブのストーリーは、発散→収束→キメ
んで、どう盛り上げて、締めるか。この流れは、ライブでどうオーディエンスを盛り上げ
前半、背景の議論に時間を費やし、なるべく発散させる。
発散させる時は、議論をどう展開するかってより、議論してるふりして、パネラーの背景
で、出て来たキーワードをもとに、軸を作る。ライブでいえば、⚪︎⚪︎tourって言ってる、そのライブのテーマは中盤にくるよね。それ。
後半は、その軸からぶらさないよう、マネジメントしていく。議論をぐいっと、ヒットメ
そんで質疑というインタラクション、これは言わばアンコール、アンコール、みたいなも
(4)時間を区切る
どんなにいいミュージシャンのライブでも、少しまったりする時間がある。これは仕方な
重要なのは、オーディエンスが「自分が今どこにいるのか」、明確にしておくこと。今は
ストーンズであれば、Brown Sugarのイントロが鳴れば、おっこっから総立ちなのね、て合図になるけど、パネル
だから、僕はいつも、「全体の流れの中でこういうことですよね今」、という合いの手を入れ
そうやって、1時間なら1時間を、こういうパーツで並べていきたいんだけど、今こうい
(5)オーディエンスとシンクロする
で、全てはオーディエンスとどう向き合うかってスタンス。シンクロする、つまり一体に
ライブ、というのはどういうことかって、ワオーってシャウトして観客にダイブするって
「何かを伝える」ではなくて、「何かを伝えることによって、シンクロする」ってこと。
ライブってそうじゃん。イントロ流れで、「Mama〜Just kill the man〜」って歌って、その時、フレディはオーディエンスと一体になってるし、みんな
私があなたに話をしました、あなたはそれを受け取りましたってことではなくて、おんな
つまりおそらく、来てくれたみんなに幸せになってほしいとか、みんなに気持ち良くなっ
プレゼンやモデレーターの場はロックで、そのハコでみんなで愛しあおうってことだな。